こんにちは。
コロナウイルスの感染拡大の影響で、全国のマラソン大会も軒並み中止となり、ランナーの中にはレースという目標がなくなり練習のモチベーションが上がらない方も多いかと思います。
そんな中、最近は「オンラインマラソン」というものをよく耳にすると思います。私も少し興味がありましたが、結局一人で走るし、練習と変わらないのでは?ということで避けていました。
今回、「神戸マラソン ONLINE」にエントリーして実際に走ってみましたのでその感想を紹介したいと思います。
神戸マラソン ONLINEについて
神戸マラソンONLINEの概要は以下のようになります。私は”無料”ということで、お試し感覚でエントリーしてみました。さらに無料なのに完走賞も付くという太っ腹な大会となっていました。
レース自体は、「ASICS Runkeeper」というアプリを使って参加します。大会申し込み時に、このアプリのアカウントと連携させることで参加が可能です。私はASICS Runkeeperを使ったことがなかったため、大会のためにアカウントを作成しました。
また、今回の大会の注意点として、「一度の計測で参加種目の距離を完走することが条件」というところです。他の大会では、期間中に合計で目標距離を達成すれば良いものが多いですが、本大会は一回で走り切らないといけないということでした。一人でフルマラソンを走る勇気はなかったので、今回はハーフの部にエントリーしました。
ちなみに、大会の公式ホームページは以下になります。
スタート前に準備しておきたいこと
給水ポイントの確保
オンラインマラソンで通常のマラソン大会と異なる最大のポイントは給水所が無いことです。通常のマラソン大会は数キロおきに給水所が設置してあり、バナナなど簡単な給食もあったりします。オンラインマラソンの場合は当たり前ですが給水所がありませんので、自分で飲み物を準備する必要があります。
今回私は途中にコンビニがあるコースを選択し、コンビニで飲み物を買って水分補給をしました。コンビニであれば、食べ物も補給することも可能です。
オンラインマラソンは、スマホアプリで計測をすることがほとんどであるため、〇〇ペイといったバーコード決算のできるアプリをスマホにインストールしておくと、余計なものを持たずに済むので便利です。
スマホの収納ケース
オンラインマラソンはスマホアプリでの距離の計測が前提になっていることがほとんどのため、スマホの収納場所は快適に走るために重要です。今回私はスマホをポケットに入れて走りましたが、ゆさゆさ揺れてとにかく邪魔でした。結局、途中から手で持って走っていました。
スマホの収納については参考になりそうなホームページがあったので以下にURLを掲載します。
https://time-space.kddi.com/it-technology/20190430/2643
次のものがあると便利そうなので、私も次回は購入をして臨みたいと思います。
・アームバンド
・マルチポケットパンツ
・フリップベルト
・ランニング用バックパック
アプリの設定を「km」表示に変更
ASICS Runkeeperというアプリはインストール後の距離の単位の初期設定は「マイル」になっています。マイルに馴染みのある人はそのままでも問題はありませんが、日本人の多くの方はkmの方が馴染みがあると思いますので、距離の単位を「km」へ設定することをお勧めします。
ちなみに、スタートした後はこの設定は変更できませんでしたので注意が必要です。
設定は以下の図のように「設定」→「距離の単位」と順番にタップしていき「km」へ設定変更を行います。
いざレースへ
普段の練習の持ち物に加えて、スマホを携えてレースに向かいました。レースといっても家の前からスタートできるのでかなり気軽です!
初めて使うアプリだったので、スタートの仕方に少々手間取りましたが、何とかスタートすることができました。
レースでの失敗(アプリが停止・・・)
レースも順調に進めて18kmを過ぎ残り3kmのところでアプリを見ると時計が進んでいない・・・
なんとアプリがフリーズしてしまっていました。何とか復活するよう試みましたが、アプリが落ちてしまい、記録も18kmのところまでしか記録されませんでした。
かなりショックでしたが、気を取り直して、1週間後にもう一度ハーフマラソンにチャレンジしました。今度はアプリが止まることもなく無事に完走することができました。
振り返ってみると、アプリがフリーズした原因として、バックグラウンドで複数のアプリを開いた状態だったことが挙げられます。今回アプリがフリーズした時は、バックグラウンドで10個ぐらいアプリが開きっぱなしの状態でした。2回目走った時は他のアプリをすべて閉じた状態で走ったため特に問題はありませんでした。
私のような失敗をしないように、余計なアプリは閉じるようにした方が良いかもしれません。
ゴールすると電子版の完走証がもらえます
ハーフマラソンの距離を完走すると、以下のように「バーチャルレースを完走しました!」という画面が現れます。そして、少ししてからメールが送られてきて、以下のような電子版の完走証がダウンロードできます。
後日完走賞をいただきました!
完走をしてから2週間ほど後に、完走賞としてアシックスのシューズケースをいただきました。参加費が無料なのに太っ腹です!
実際にレースに参加してみて
良かった点
①自分の好きなタイミングでスタートできる
オンラインマラソンの最大のメリットはここだと自分は思います。昼間、夜間など好きな時間帯に走れますし、雨が降っていたら違う日にも変更ができます。
②長距離を走るきっかけになる
普段の練習ではハーフマラソンを走るというと少しハードルが高いですが、レースとなればやる気も出ます。
悪かった点(通常のレースと比べて)
①レース中孤独
普段のレースでは他のランナーがいたり、沿道に応援の方もいます。オンラインマラソンの場合は、基本的には一人で走るので孤独になります。自分は音楽を聴きながら走って気を紛らわせました。
②給水所が無い
普段のレースでは当たり前の給水もオンラインマラソンでは自分で用意しなくてはいけません。コースの途中にコンビニや公園などを通るようにする必要があります。
さいごに
初めてオンラインマラソンに参加してみましたがトータルとしては良かったと思っています!
普段の練習だとなかなか21km走ろうという気持ちになりませんが、レースにせっかく登録したし走ろうかという気分になります。結果として、とても良い練習になったと思います。
コロナの影響で今までのようなレースが中々できない状況が続きそうですが、皆さんもオンラインマラソンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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