食器洗い乾燥機 Panasonic NP-TH3を使用した感想~子育て中の家庭におすすめ~

家電

こんにちは。

我が家では、パナソニックの食器洗い乾燥機NP-TH3を今年の7月に購入して、3か月半程度使用しています。以前は、子育てと家事で私も妻も自分の時間が無くなっていましたが、食洗器を購入して自分の時間を確保できるようになってきました。ちなみに、我が家は私と妻と息子(1歳)の3人家族でマンション住まいです。

実際に使用してみての使い勝手、設置方法などについて書きたいと思います。子育て中の家庭に参考になるような内容を盛り込んでいますので、是非最後までご覧ください。

家事の時間が減り、自分の時間が増えた

先ほども書きましたが、我が家は私と妻と息子(1歳)の3人家族です。食洗器を購入するまでは、当然ですが、手洗いをしていました。毎日子供を寝かしつけてから皿洗いをするのはかなりの苦痛で、洗い終わったころには疲れ果てていました。息子の離乳食が始まるようになってからは、スプーン、フォーク、食器、エプロン、マグなど細かいものが増えました。子供の食器は小さく洗いずらいものが多く、洗う量が2倍になったような感覚でした。

購入前までは「手で洗えるのだから食洗器なんて必要ない」と思っていましたが、実際に使い始めてからは、「何でもっと早く買わなかったのか」と後悔するほど便利でした。

「スポンジに洗剤をつけて、こすって、洗い流して、乾かす」という一連の作業から、「食器を収納してスイッチを押すだけ」という作業に変わり、家事の時間が大幅に減りました。

手洗い時は20分くらいかかっていましたが、今は5分ぐらいと大幅に時間が削減されました。1日たった15分と思うかもしれませんが、1か月で7.5時間、1年で91時間(=3.8日)の自由な時間が生まれたことになります。

これだけの時間が生まれるというだけでも、買って損することはありません。購入して3か月程度ですが既に大満足です!!

卓上型かビルトイン型か

食洗器を購入する際、卓上型かビルトイン型かで悩みました。我が家はマンションでビルトイン型にも対応できるキッチンになっていましたが、以下の理由で卓上型の方がよいと判断しました。

・ビルトイン型は、工事費も含めると15万~20万円くらいかかる。卓上型は7~8万程度。
・ビルトイン型は、キッチンの収納棚が一つつぶれる。
・今の家にずっと住むかわからない。卓上型なら引っ越し時に持っていける。

私の場合は、価格といつ引っ越しするかもしれないという点を考慮して、卓上型の食洗器を選択しました。

設置について

設置場所

キッチンカウンターに据え置きしています。写真のように、専用台でかさ上げをしてキッチンカウンターに半分かかるように設置しています。食洗器の前の部分にある程度スペースを確保できており、まな板を置くことができるため、食事の準備にもそれほど不便を感じません。

かさ上げ用の台は、メーカー純正の「専用置台(N-SP3)」と「高さ調節脚(N-SL12)」を購入ました。値段は合わせて¥7,000と少し高いですが、作りがしっかりしており安心して使えます。

分岐水栓

食洗器へは水を供給する必要がありますが、写真のように台所の蛇口に分岐水栓を取り付けています。分岐水栓は蛇口の種類により適合するものが異なるため、自分の家の蛇口の品番を確認する必要があります。Panasonicのホームページや家電量販店においてある分岐水栓ガイドを確認し、自分の家の蛇口に適合する分岐水栓を確認します。

私は不安があったので蛇口の品番部分の写真を撮影し、ケーズデンキの店員さんに見てもらいました。不安な人は店員さんに見てもらうのが確実です。

設置は業者にお願いしました

我が家ではケーズデンキで購入したため、設置もケーズデンキにお願いしました。自分で設置をした方が安いですが、分岐水栓の取り付けの部分に不安があったため業者にお願いしました。

分岐水栓の取り付けは、ネット上のブログやYoutubeなどで取り付けの方法が多く紹介されています。これを見るとできそうな気がしますが、私の場合は業者にお願いして大正解でした。その理由は以下の2つです。

1)蛇口を外す時に固くて外すのが大変
長年使っていると蛇口のねじの部分が固着してしまいます。我が家も固着してしまっていて、業者の方も外すのに苦労していました。
2)分岐水栓を取り付けた後、水が出なくなった
分岐水栓を取り付けて水が出るか確認したら、なんと水が出なくなりました。結果的にはパッキンを入れる順番が少し違っていたみたいでした。慣れている業者の方でも間違えるくらいなので、素人の自分がやったら間違いなく失敗しているところでした。

手間や取り付けに失敗するリスクを考えると、少しお金はかかりますが業者にお願いした方が確実かと思います。ちなみに、ケーズデンキでの取り付け工事は¥5,500でした。

使い勝手

収納力

写真は夕飯の食器を入れた様子です。家族3人分の食器類がギリギリ入るくらいの収納量です。この日はフライパ1つだけでしたが、これにプラスして鍋などがある場合は入りきらないので2回まわすか、手洗いをするしかありません。我が家では入りきらない場合は、翌日の朝ごはん分とまとめてまわしています。

子供の食器洗いがとにかく楽

我が家には1歳の息子がいます。子供の食器やマグやエプロンなどは、細かくて洗うのもとても面倒なものが多いです。特にマグは、ストローの部分やパッキンの部分やマグの部分が分解できますが、形状的に洗いづらく、手洗いがめんどくさいものです。

食洗器の場合は、分解して適当に入れれば洗えるのでかなり楽です。マグのストロー部やパッキンなどは、ちょこっとホルダーに入れて洗っています。さらに、Panasonic NP-TH3は高温除菌機能がついているので、子供の食器類も安心して洗えます。

食器の形状によっては、水が少し残る

食器の洗浄から乾燥まで自動で行ってくれますが、食器の形状によっては乾燥しきらず水が残ってしまいます。写真のようなマグカップの裏側や茶わんの裏側はどうしても水が溜まってしまうので、乾燥後も水滴が残ってしまい、片付けの時にタオルでふき取る必要があります。対策としては、食器をできるだけ斜めにして、水が溜まらないようにするくらいしかありませんが、限度があります。しょうがない部分ではありますが少しマイナスポイントです。

洗剤投入

食洗器専用の洗剤を排水口のあたりに入れます。食洗器用以外の洗剤は使えないので注意が必要です。

お手入れ

排水口のところのゴミ受けは取り外し可能です。ゴミ受けに野菜カスなどが引っ掛かりますので、定期的に水洗いしてきれいにしておきます。

こんなものも洗えます

大きいフライパン、鍋

大きいフライパンや鍋も入ります。写真は26cmの深型のフライパンです。このサイズがギリギリくらいです。
汚れを軽く水で洗い流して投入するだけです。油もきれいに落ちます。

包丁、お玉

包丁やお玉など長細いものは、かごに横にしておいて洗います。上の写真のような感じです。適当にポンポン置いていけば、いいので案外簡単です。

まな板

コンパクトなまな板であれば、下の段に縦置きすることができます。まな板の表面は結構雑菌がいることがあるので、高温で洗浄して除菌にもなり、手洗いよりも良いです。

魚焼きグリル

食洗器で魚焼きグリルも洗うことができます。魚の油は手洗いだと洗うのがかなり面倒で、しかも中々汚れが落ちないです。特に、受け皿の油がなかなかうまく落ちないと思います。食洗器の場合は、高温で洗うため、油がきれいに落ち、手で洗うよりきれいになります。しかも簡単です。また、網の部分も少し魚がくっついている状態で洗っても、多少残ることもありますが結構きれいに洗われます。

食洗器の導入にかかった費用

私は2020年6月にケーズデンキの店舗にて購入をしましたが、かかった費用は以下の通りになります。

・食器洗い乾燥機(NP-TH3-N):¥67,000
・分岐水栓(CB-STKA6):¥8,500
・専用置台(N-SP3):¥3,000
・高さ調節脚(N-SL12):¥4,000
・取り付け工事:¥5,500

合計:¥88,000

まだ購入して3か月半程度ですが、自分の自由な時間が生まれるという意味では、余裕で元は取れるのではないかと思います。

最後に

我が家は食洗器を買うまでに1年くらい悩みましたが、なぜすぐに買わなかったのかと後悔するほど便利な家電でした。特に子供がいて中々時間の無い家庭にはおすすめです。

価格は少々高いですが、「時間が得られる」、「ストレスが減る」という面ではお値段以上の価値がある買い物でした。今のところ私はかなり満足しています!

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